iToGoブログ
テイクアウトの現状
軽減税率とポイント還元が変えたテイクアウト需要
これまでテイクアウトを実施していなかった飲食店でも、消費税の軽減税率制度とキャッシュレスポイント還元制度を機に、テイクアウトを始めるお店が増えています。
それは、マクドナルドなど大手チェーン店などの場合、還元率が2%と低いため、大してお得感は感じられませんが、中小チェーン店の場合は5%もの還元率であるため、消費税は実質3%になり、お客様がお得だと感じるインパクトも大きくなるためです。
わざわざ、5%還元対象店舗を探してテイクアウトで飲食するお客様も少なくありません。
例えば、毎日中小チェーン店でお昼に1,100円のランチを現金で食べている人が、テイクアウトにして、キャッシュレスポイント還元での支払いに切り替えるだけで、1ヶ月(25日計算)で、1,750円の節約になるのです。さらに、お昼だけでなく会社帰りにお惣菜をテイクアウトしたり、コンビニで晩酌の缶ビールをキャッシュレス決済で購入するように意識するだけで、1ヶ月あたりの節約額はかなりの金額になるでしよう。
このようなことから、中小のチェーン店経営者や店舗オーナーは売り上げアップに直結するテイクアウト需要を無視できないはずです。
テイクアウトを始めるにはさまざまな壁が立ち塞がる。
従来のテイクアウトの場合、お客様が店舗にやってきて、注文をし、番号札を持って商品を渡すまで待ってくれます。
慣れたお客様は、来店の前に電話で注文をして、待ち時間を少しでも短くする工夫をするでしょう。
待っているお客様のために少しでも早く料理を提供しようと、厨房スタッフはオペレーションを工夫し、ホールスタッフもテイクアウト注文の電話を受けながら、イートインのお客様の対応を同時に行なうでしょう。
しかし、スタッフがどんなに優秀でも限度があります。
満席のピークタイム時に電話注文でホールスタッフが 1名取られ、店内のサービスに歪みが生じ、クレームに繋がってしまったり、料理の提供スピードが追いつかず、テイクアウト待ちのお客様がしびれを切らせて帰ってしまったり。
スタッフの人数を増やしたくても、昨今の人手不足で求人を出しても効果は薄い場合が多いのが現状です。
テイクアウトを始める告知、容器や袋、レジの設定やスタッフへの説明、マニュアル作りなど、準備することは多く、場合によってはテイクアウト用窓口やお客様のウェイティングスペースを確保する必要もあるかもしれません。
しかし、スタッフ増員で人件費を増やし、容器などで利益率を少々圧迫してでも店の 売上げ分母が大きくなる魅力は、店舗オーナーなどの店舗経営者なら無視できないでしょう。
なんとかスムーズにテイクアウトサービスを導入したいはずです。
タッチパネルオーダーシステムなど飲食店でもIT化の力によって、少ないスタッフで切り盛りできるように、実はテイクアウトサービスにもアプリを使うことで、スムーズに売上げアップにつなげた実例があるのです。
使用したアプリはモバイルオーダー&ペイ「iToGo」
あるとんかつチェーンでは、25%ものテイクアウト比率で、電話対応にスタッフをとら れてしまうために作業の手が止まってしてしまうことが悩みの種でした。
モバイルオーダー&ペイ「iToGo」を導入したことで、作業の手が止まることがなくなり、スムーズな店舗運営ができているそうです。
さらに、QRコード付きのチラシの効果で、待たずに商品が受け取れる利便性がお客様 に認知され、アプリ注文利用者数も次第に増えています。
また、アプリ内のサイドメニューボタンは客単価アップにも貢献しています。
休日には催事の大口注文も増えてきたそうです。
モバイルオーダーサービスが行列を無くす
上記で例に挙げたとんかつチェーンのように、アプリの導入でスタッフのオペレーションがスムーズになるのはもちろん、お客様は料理の提供まで待たずに済むため、お店のサービスが向上したと思うでしょう。
アプリの注文画面には、サイドメニューやトッピングなども分りやすく表示されているため、客単価アップにも貢献しています。
導入するにあたって、大掛かりな設備も必要なく、スマホ用アプリと注文予約管理システム、設定管理システムを導入するだけのシンプルなものです。
今や老若男女を問わずスマートフォンを持っている時代です。
行列のできる繁盛店はもう時代遅れなのかもしれません。