今知りたい飲食店にまつわる話②

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iToGoブログ

最短で始めるテイクアウト

2020.5.1
グラフイメージ
政府は4月16日、緊急事態宣言の対象地域を全国に広げました。これに伴い、飲食店へは時短営業を要請する都道府県も拡大しています。

「最低でも7割、できれば8割、人と人との接触機会を減らしたい」という政府意向の中、「それでもお店を開けるべきか」「スタッフの安全を考慮し休業すべきか」「デリバリーやテイクアウトだけでも継続すべきか」など、飲食店様におかれましては、難しい経営判断に苦慮されていることとお察しいたします。

弊社「iToGo」にも連日多くのお問合せを頂いておりますが、中でもお問合せの多い「どうしたらモバイルオーダーを手早く始められるか」という内容につきまして、簡単にご紹介いたします。

方針を決める

① ストアアプリかWebアプリか

ストアアプリかWebアプリか
お客様からパソコンやスマートフォンを使ってご注文いただくにあたり、注文する入り口をどこに設けるのかを決める必要がありますが、「手早く始める」という観点では、AppleやGoogleへの申請・審査が不要なWebアプリをお勧めいたします。
また、「iToGo」では併用も可能ですので、とりあえずWebアプリで始めておき、審査が終わったらストアアプリを追加する、という形でも大丈夫です。

    ※ 
  • ストアアプリ|AppleやGoogleのストアからダウンロードするスマートフォン用アプリ
  • Webアプリ|ブラウザ(ChromeやSafariなど)で動作するアプリ

② モール型か自社型か

モール型か自社型か
ここで言うモール型とは、たくさんの店舗が集まるサイトを指します。楽天やAmazonのような集合サイトに自店が掲載され、そこから注文が入るとイメージして下さい。
それに対し自社型とは、自社(自社グループ)だけが掲載されるオリジナル注文サイトです。
双方とも、決められたフォームに店舗情報やメニューを登録し、ユーザーに向け情報発信する点では変わりませんので、「手早く始める」という点で優劣はありません
例えば、自店だけでサイトへの誘導が難しい場合はモール型の方がユーザーの目に触れる機会は増えます。一方で、ある程度お店のブランドが認知されているチェーン店で、サイト集客が見込める場合は、他店にユーザーが流れる不安のない自社型の方がメリットが大きいでしょう。

尚、「iToGo」は自社型のアプリサービスです。自社でモバイルオーダーアプリを持ちたいとお考えの企業様や、既に始めているお店アプリにリンクしてモバイルオーダーを始めたいという企業様に最適な設計となっております。

準備する

③ 掲載メニュー

掲載するメニュー
モバイルオーダー用に掲載するメニューを決めます。
「スピード重視」であれば店頭メニューと同じか、掲載数を絞り込んでおくと登録が早いです。
また、アプリ掲載時には「画像」の映えが、購買意欲を左右します。シズル感あふれる画像が準備できると良いでしょう。
メニュー登録の際は、慣れない操作に時間がかかると懸念されているかもしれませんが、「iToGo」ではメニュー登録の代行も行っております。お問い合わせ時にご相談ください。

④ 決済手段

掲載するメニュー
モバイルオーダーアプリ内で事前決済するには、決済代行会社との契約が必要です。この審査には通常2週間〜1か月程度かかるため、まずは店頭による支払(現金かカード)でモバイルオーダーを始めておき、審査が終わった段階で事前決済を追加する形ですと、「手早く始める」ことができます。

⑤ 注文受付用端末

掲載するメニュー
お客様からの注文受付には、レジ横や調理場に設置できるタブレットPC(iPadなど)があると便利ですが、注文受付アプリが起動できればノートPCなどでも十分です。
手早く、コストをかけずにモバイルオーダーを始めるためには、既に所有されている端末が使えるかどうかをご確認ください。

⑥ 受け取りスペース

掲載するメニュー
お客様が商品を受け取りに来るレジ前、あるいはテイクアウト用カウンター前に、お客様同士が密接しないよう、待ち列用のテープを貼っておくなどのソーシャルディスタンス確保をお願いいたします。

お気軽にご相談ください

ソーシャル・ディスタンス
その他、アプリの店舗ロゴやバナー広告などの画像や、アプリ上で予約販売するために特商法表記の内容を取り決めたりと、細かい点で準備が必要ですが、「iToGo」ではモバイルオーダー開始に伴う各種サポートを行っておりますので、ぜひご相談下さい。
モバイルオーダーが、コロナ禍を乗り越えるための一助になれば幸いです。