「海がない栃木県の人たちに魚で貢献していきたい」
「全国の美味しい魚を地元の方に食べてもらいたい」
そのように語り、大将自ら全国の港や市場に直接仕入れに行き、鮮度の良い上質な魚を提供 する栃木の黒潮鮨様。例えば北海道からは、築地に送り届ける途中で黒潮鮨の店舗に寄って もらい、新鮮で透明なイカをいけすに入れているそうです。県内で透明なイカを提供する店 は殆どないため、お客様にも大変喜ばれリピーターも多いとのこと。
そんな黒潮鮨の代表取締役 兼 大将 小野惣也様にお話を伺いました。
代表取締役 小野惣也様
電話でのテイクアウトの注文件数は減っており、言った言わないのトラブル報告も殆どあがらなくなりました。
寿司屋ならではの話ですが、ご注文時に「わさび（サビ入り・サビ抜き）」という要素があります。特に、お子様向けに注文した商品にわさびが入っていたら大変なことになります。
スタッフがきちんと確認して非がなくても、お客様から指摘を受けると謝らなければならないシーンもあり、それはスタッフのモチベーション低下につながってしまいます。
アプリ注文では、スタッフの聞き間違いだけでなく、お客様の注文漏れや勘違いも防止できるのです。
アプリ注文ではログイン情報を記憶できるので、毎回情報を入力する必要がありません。
購入履歴からも注文ができるので、「簡単に注文できるようになった」とのお声を頂いています。
また、クレジットカードによる事前決済を利用すれば商品をお渡しするだけなので、「便利になった」というお声もありますし、スタッフもレジ業務が効率化されました。
黒潮鮨お持ち帰り予約アプリ[お客様用スマホ端末]とキッチンアプリ[店内用タブレット端末]
ちょうど盛り合わせのお寿司が完成したところだったので撮影させていただきました
お話を伺ったのが2019年10月下旬で消費増税後でしたので、増税＆軽減税率の影響を聞いてみました。
増税の影響か、10月度の店舗売上（イートイン）は若干減っています。
ただし、一過性のものと考えていますので、落ち着けば徐々に回復してくると思います。
一方で、テイクアウトの売上は毎年伸びています。売上構成比は1〜2割とまだまだですが、アプリ導入や販促などが起因していると思われ、今後も伸びが続くと予想しています。
お客様にはアプリ案内の名刺をお渡しして、サービスの浸透を図っています。
スタッフを交えてiToGo導入後の効果と今後の対策を話していただきました
iToGoから提供させていただいている販促用の名刺
現在はお持ち帰り専用の予約ですが、出前の注文もアプリでできることを期待しています。
また、配達業者やドライバーとのマッチングも同時に行えるといいです。
利用用途に合わせて、メニューを提案してくれる機能などもあるといいですね。
ちっちゃいホームページのようなイメージで、アプリが来店のきっかけになるように利用していきたいと考えています。
黒潮鮨では繁忙時にお客様が一極集中してしまいます。週末の売上構成比率は平日の3倍にもなりますが、イートインの収容には限界がありますから、テイクアウトや宅配を拡大させることにより週末の需要をさらに取り込み、売上を伸ばしていきたいです。
地方の飲食店の活性化に協力してください。
— ぜひご協力させて下さい。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
