「海がない栃木県の人たちに魚で貢献していきたい」
「全国の美味しい魚を地元の方に食べてもらいたい」
そのように語り、大将自ら全国の港や市場に直接仕入れに行き、鮮度の良い上質な魚を提供 する栃木の黒潮鮨様。例えば北海道からは、築地に送り届ける途中で黒潮鮨の店舗に寄って もらい、新鮮で透明なイカをいけすに入れているそうです。県内で透明なイカを提供する店 は殆どないため、お客様にも大変喜ばれリピーターも多いとのこと。
そんな黒潮鮨の代表取締役 兼 大将 小野惣也様にお話を伺いました。
代表取締役 小野惣也様
黒潮鮨は創業から38年目になります。
海がない栃木県の人に新鮮で美味しい海の魚を食べてもらいたいので、魚は私が全国の港 や市場に直接仕入れに行きます。鮮度の高さにお客様からは驚きの声を頂いていますが、生 産者様からも少し高めの価格で仕入れることにより、お客様からも生産者様からも喜ばれ て社会貢献することが黒潮鮨のビジョンです。
現在は栃木県下に2店舗(本店、西川田店)ですが、今後海外を含めて店舗を増やす予定です。
消費増税と同時に導入された軽減税率制度や県内の高齢化社会を考えると、家で食事をする中食が今後増えてくると考えています。黒潮鮨では 2014年の西川田店の開店をきっかけ にセントラルキッチン方式を採用しましたが、店内飲食(イートイン)だけでなく、テイクアウトやケータリング、仕出し弁当など、貢献できる分野の広がりに対応していきます。
そのために、黒潮鮨の特徴を出した商品開発にも力を入れています。
今後も、お客様に喜ばれる営業スタイルと商品の提供を続けたいと考えています。
黒潮鮨 西川田店
黒潮鮨お持ち帰りアプリ予約、並ばず受け取りで回転率がアップしました。
以前より、黒潮鮨ではインターネットの Webページからご注文を受けていましたが、「使い勝手がわからない」「カード決済ができない」といったお客様からのお声を頂いていました。
スタッフ側も、メニュー登録の際の入力制限が多いなど、使いづらいUI(画面構成や入力 方法のこと)でした。
また、電話でのお持ち帰りの注文では、聞き間違いによる誤注文や言った言わないのトラブルがあり、繁忙時間での電話対応にスタッフの時間が割かれてしまうのも課題でした。
アプリではこうした課題が解決できると考え、導入に至りました。
当初はスマートフォンのアプリだけでしたが、Webページからの注文も同時に運用して、受注の導線が広がっています。
来店しても店内が混雑して帰ってしまっていたお客様もアプリを使ってお持ち帰りをしてくれます。
店舗内で使うアプリも簡単操作なので、繁盛時間の対応に助かっています。
サン電子さんとは、昨年の展示会(ジャパン・インターナショナル・シーフードショー)で 知り合いました。
黒潮鮨でもオリジナルのアプリ製作を検討していたのですが、独自開発(いわゆるスクラッチ開発)だと数千万規模の費用がかかったり、運用するまでに時間がかかるなど、2店舗の 規模で利用するには費用対効果が見合いませんでした。
そこで、プラットフォームで安価に提供しているiToGo がマッチすると考え、慎重に検討して採用に至りました。
― ご採用頂き、ありがとうございます。